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【Let's note CF-W8】サポート切れWindows Vista PCにLinux(Ubuntu)をインストールした話

 

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サポート切れVista PCが復活!

 

10年以上前に購入したLet's noteCF-W8(OS:Windows Vista)が、ネットサーフィンできるサブPCに生まれ変わりました。

 

セキュリティの問題から使わずに物置にしまっていましたが、Linuxをインストールすればいいじゃないか!」と急にひらめき数年ぶりに引っ張り出してきて再活用。作業手順をメモ代わりに記録として残しておきます。

 

ざっくりまとめました。全体の流れ理解用としてどうぞ。

(細かな手順はわかりやすく書いてくださっている方がいるので)

 

やったことは、「デュアルブート」とよばれるWindows vistaLinuxUbuntu)共存させる方法。立ち上がり時に選択することができる。

 

※追記

HDD⇒SSDに交換して、Ubuntu入れ直しました。Amazonタイムセールで120GBのSSDが2039円だったのでお試し購入してみた。

 

今回はvista入れずにUbuntu20.04だけ新規インストール。

そしたらログイン画面まで35秒に短縮。2000円課金ということを考えると、いい買い物だった。今後PC買い替えたとしてもSSDは他の用途に使えるし、こんな運用もアリかもしれない!

 

(ご参考)

 

 

事前準備

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用意したもの

USBフラッシュメモリ(4GB以上)

・PC(Ubuntuインストーラー準備用)

 

所要時間

合計4時間くらい

Linux初心者が調べながら行った場合)

 

PCスペックチェック

LinuxWindowsXP以降のスペックを持っているPCなら基本OK。

最新版(2021.07時点)Ubuntu 20.04 LTSインストールのための条件は以下の通り。

・2GHzデュアルコアのCPU

・4GBのメモリ

・25GBのハードディスク

・DVDドライブ

・インターネットアクセス

 

Ubuntu 20.04 LTSサポート期間は2025年4月までの5年間。(ビジネスユーザー向けの拡張サポートは10年間)今は64bit版のみサポート提供のもよう。

 

ちなみに私が所持していたノートPCは2009年購入したLet'sNote CF-W8ですが、搭載CPUは64bitでした(VistaOS自体は32bitだった)。メモリは増量していたので、4GBの条件もクリア。チェックしてみると意外といけたりするかも。

 

古いPCだからなあ」と諦めずにスペックを確認してみるのがいいでしょう

コマンドプロンプトで「systeminfo」と入力実行すると、CPUが32bitなのか64bitなのか確認できます。

  

Ubuntuインストーラー用意

まずはインストーラーをダウンロード

 

Ubuntuの公式HPからインストールしましょう。

Get Ubuntu | Download | Ubuntu

サーバー用など種類ありますが、ネットサーフィン用途であれば「Ubuntu Desktop」インストールでいいでしょう。.iso拡張子でダウンロードされます。

参考サイト:Ubuntu Desktop 日本語対応最新ver確認

※所要時間:5分くらい

 

インストーラーをUSBにコピー

Rufus」というソフトを使ってUbuntuのデータをUSBに書き込む。

Rufus - 起動可能なUSBドライブを簡単に作成できます

素人なうつかては、ダウンロードした.isoファイルをUSBにコピー&ペーストしたら十分なのだと早合点して失敗しました。単純なもんではないようです。Rufusのソフトを使ってコピーしましょう。

うまくコピーできていないと立ち上げ時に「File not Found!」ってPCに怒られます。

立ち上げたときに「Boot?」って聞かて困ったらCtrl+Alt+deleteキー押下で脱出しよう。今回はそれで大丈夫です。

 

※USBはのものを用意しましょう。

※所要時間:5〜10分くらい

 

Ubuntuインストール

起動優先順位の変更

※所要時間:5分くらい

起動時にをUSBを先に読み込んでくれるよう設定します。

設定しないと通常時のようにWindowsOSが立ち上がってしまいます。

Ubuntuインストール先PCにUSBを差し込んでから、電源ON。

②立ち上がり途中で「F2」(vistaの場合)を押し、SET UP画面に移る。

③起動優先順序をUSBからにして設定保存して終了するとUbuntuインストーラーがvistaより先に起動してくれる。

 

基本設定

※所要時間:1時間くらい(ディスク領域設定が長い)

 

インストーラーに従って基本設定します。あまり難しく考えなくて大丈夫です。

 

[やること]

・言語設定

・LAN設定(Wifi設定)

・便利アプリをプリインストールするか選択

・UbuntuOSのディスク領域設定(※)

タイムゾーン(居住地)設定

・アカウント名、パスワード設定

 

そこらへんの手順についてはもっとわかりやすく書いてくれている人がいるので省略。 ちなみにLAN設定しておくとアップデートがあるかすぐに探しに行ってくれるのでセキュリティ面上安心です。

 

(※)ディスク領域設定のときに、Windows Vistaの設定を削除せずにUbuntuをインストールする選択肢を指定すればデュアルブートできます!

 

Ubuntuインストール

※所要時間:1時間くらい(HDD)

(追記:SSDの場合、20分くらいで完了しました。)

 

インストールが終わったら再起動します。

初回再起動時にErrorみたいな文字がザザーって流れました。失敗したかと焦りましたが、そのまま放置していたら無事立ち上がりました。変にボタンは押さずに設定が正しかったと信じて待つのみかなと思います。

 

まとめ

Ubuntuインストーラーをダウンロード

・USBにインストーラーをうつす

BIOS画面で起動優先順位変更

Ubuntuインストール

 

Ubuntu使用感ですが、結構サクサク動いてくれます。

初期ウェブブラウザはFireFoxですが、Chromeを入れることもできます。

YouTube等動画視聴もカクカクすることなく再生できます。これで無料なのがすごい。

「私はWindowsでなくLinuxをずっと愛用している」というポリシーを持った知り合いがいますが、やっと気持ちがわかりました。

 

PC操作に苦手意識を持っていない方であれば、試してみるものいいと思います。

 

Linux環境が作れたのでプログラミングとかサーバーの勉強にステップアップしてみるぞー!