うつかて -うつを糧にいきていく-

栄養士による健康のためのストレスセルフケア

楽しいと思うことが減ったら見直すリスト

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「なんだか面白いと思うことが減ったなぁ」というときに見直すリストを作ってみました。

以前では楽しかったことが最近楽しく感じられなかったり、気分転換できないようになってきたら、ちょっと見直してみませんか?

 

 

楽しいことがない?

人の役に立つことをしてみる

自分ことばかり考えていませんか?

人の役に立ち、相手に喜んでもらうと、人は有用感を感じ満たされます。家族や友人など、身近な人によろこんでもらえることを一つしてみましょう。

 

ちょっとしたことでも構いません。たった5分程度の時間でも、相手を喜ばせることはできます。

 

人は古代から現代まで、助け・助けられ協力し合うことでここまで文化を成長させてきました。感謝の気持ちを嬉しく思うDNAがあります。普段から意識することで、こころの満たされ度がきっと変わってきます。ぜひお試しあれ。(残念ながら相手が望んでいないことをしても全くよろこばれません。普段から様子を見たり相手に聞いてみたりしてみましょうね)

  

睡眠不足じゃない?

睡眠時間足りていますか?

睡眠時間は平均7時間と言われていますが、人によって必要な睡眠時間は違います。ショートスリーパーの方は6時間未満でも平気だったりしますし、ロングスリーパーの方は10時間以上眠らないとスッキリしない方もいます。自分に必要な睡眠時間を把握し、平日からコンスタントに睡眠時間を確保しましょう。週末の寝だめは生活リズムを崩す可能性がありますので、NGです。

 

眠りが浅い?

・物音で起きてしまう場合は、夜耳栓をして眠ることを検討されてみてもいいかもしれません。(ちなみに私はメテオというシリーズを愛用しています。)

・トイレで起きる場合、眠る前は水分を取らないようにしましょう。続くようでしたら、泌尿器科へご相談されてみてもいいかもしれません。

・足がつって起きてしまう場合、マグネシウムや水分不足、筋肉不足の可能性があります。

・生活リズムは一定でしょうか?シフト勤務でどうしても不規則になる場合は、遮光カーテンを利用したり、サングラスをしたりするなどアイテムを上手くつかいましょう。

・日中の眠気が強く制御できないなら、睡眠時無呼吸症候群SAS)はないか病院でチェックしてみてもいいと思います。

・いびきがすごい場合は、肥満が原因のこともあります。

・寝る直前に食事をしていないかチェックしましょう。食べてすぐに眠ると胃に食べ物が残った状態で眠ることになり、負担になります。眠りが浅くなるほか、翌日の胃の不快感や逆流性食道炎になる可能性があります。

 

関連記事:安眠のための栄養学

  

日中活動する

生活リズムは整っていますか?朝の光をあびてストレッチをしたり、自炊をしたり、歌を歌ってみたり体をうごかしてみましょう。

 

朝は「太陽の光」と「朝食を食べる」ことで体内リズムがリセットされます。すると夜は自然と眠気がきて寝つきが良くなり、生活リズムが整います。(夜のダラダラ時間が減ります)

(個人的には窓ガラス越しの太陽光ではあまり効果を感じなかったので、朝は窓を開けたりすこし外へ出る時間を作るのがいいのかなと思います。)

 

朝ごはんをどうしても食べられないという場合は、お水(白湯なら尚よし)をコップ1杯(200mL)以上飲みましょう。胃に内容物が入ることで身体も活動を始めます。

 

ビタミンD不足が原因かも

外出の機会が減ることや、美容目的で日照時間が減るとビタミンDが不足してしまうことがあります。骨粗しょう症予防として有名なビタミンDですが、(可能性の話ですが、)不足することで「うつ」のような症状がでるのではないかといわれています。
通常紫外線に皮膚があたることでビタミンDを作ることができますが、雨や冬の季節などの紫外線が少ないときは、魚を食べる習慣がないと、十分摂取できずに不足してしまうことがあるんです。

少し注目して魚を意識して食べてみてはいかがでしょう。手軽なのは、スーパーにある鯖缶を食べるようにすることです。さんま缶やいわし缶など種類はたくさんあるので、お気に入りのものを見つけてみるのも楽しいですよ。魚にはビタミンD以外にもDNAやEPAも豊富に含まれていて脳や血管にいいといわれています。ぜひお試しください。

  

植物を育ててみる

植物は二酸化炭素を減らし酸素を増やして空気をきれいにしてくれます。

さらに、自然の力を感じることで元気をもらったり、日々の変化や成長が楽しみになります。

最近、「リボべジ」という言葉を聞くようになりました。

スーパーなどで買ってきた豆苗の残り種から家庭菜園として新しく豆苗づくりをすることが有名ですが、小松菜、たまねぎ、にんじんなど多くの野菜で再生可能なようです。

(にんじんは頭の方を切って水に浸けておくだけでできました!)

 

種や苗を買ってミニトマトやナスなどを作るのも楽しいですし、ゴーヤを育てて夏に向けて緑のカーテンづくりをしてエコな暮らしをすることも楽しいでしょう。

 

まとめ

楽しいと思うことが減ったときは、身体の元気がなくなってきているサインです。

原因としては、ストレス、睡眠不足、栄養不足、運動不足などが考えられます。

自分のチカラを最大限に有効活用するために、基礎力を損なわないようにも「なんか変だな」と気づいたときには自分でコントロールできるところはケアするようしてあげましょう。