うつかて -うつを糧にいきていく-

栄養士による健康のためのストレスセルフケア

【SEあるある】SEになったらこんな生活

SEあるある

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※元SEですが、主観が多分に含まれています。いまは職場環境がよくなってきていると思いますので、エンターテイメントとしてみてくださいね。

 ①シフト出社制、休日出勤

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当番が定期的に回ってきます。

システムが正常稼働しているかを毎日チェックを行っています。朝、昼、夜の当番に合わせてシフト出勤をします。

部署によっては、土日出社もあります。(その分は、平日に休みをとれたりします。)

予定によっては、夜当番の翌日、朝当番ということもあり得ます。

夜当番の後に家に帰らずに朝を迎え、日中普通にお仕事されて夜帰る方もいらっしゃいます。(私もそのような経験があります。他にもシステム納入後の正常確認のために午前3時にタクシーで出社、とかもありました。案外体力勝負なので、体調管理と仕事管理が大事です。)

 

②繁忙期と閑散期の差が激しい

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納期前は上席レビューなどで随時チェックが入りますので、忙しくなりやすいです。

納入直後も、正常確認するかを順次チェック行いますので、慌ただしくなります。私がプロジェクトリーダーを初めて担当したときは、なかなか計画通りにすすまなくて、7:30出社22:00退社を繰り返していたことがあります。6時起床23:30帰宅ですね。(え?普通?)

担当案件が終わると、すこし安息の時があります。でも、このタイミングで体調を崩すことがあり、ホッとしたタイミングは実は危ないです。

※慢性的に人手が足りていない部署は、いつでも繁忙期です。(重要)

 

③たいていPCを見てる

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目が痛くなる人、肩や腰が痛くなる人、足がむくむ人が多いです。

もちろん電話や会議、プレゼンをしたりしますが、PCの前での作業が圧倒的に多いです。体を動かすような仕事は、新人がすることが多いです。(といっても、PC搬入・管理、会議セッティングくらい)

SEでも営業やコンサルであれば、外出して会議する時間も長くなるので座り仕事ばかりではなくなるでしょう。(開発はPCばかり見てます。)

 

④個人作業の合算

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基本個人作業なので、自分のタイミングで休憩がとれます。

反面、なにかトラブルがあったら自己責任です。なにか疑問点、違和感を感じたらすぐに共有することが大切です。

同じ部署内でも、他の人の担当内容は意外と知りません。

まあ実際はイラストのように悠長な感じではなく、会社ケータイにTELがかかってきて、「聞きたいことあんだけどサァ…」と詰められるので、雲隠れはできません。

 

⑤「マニュアルに書いてあるからそれ読んで。」

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SEはマニュアルに沿った仕事をしています。

マニュアルから外れた進め方をすると、「ちゃんとやった」という主張ができないからです。監査対応にも必要な姿勢ですね。訴訟回避のためにも、マニュアルに沿った作業が求められています。

またSEの職についている人は、冷静な判断に強い反面ドライな性格の人が多めです。個人で抱えている仕事で余裕がないことや、自己流回避を考えての発言だと思いますが、「マニュアル読んだ?」と、そっけなくこの一言が返ってきます。自分で色々な方向から調べて突き進めるたくましさが磨かれます。親身に教えようとしてくれる上司がいたら、スーパーミラクルラッキー。

 

⑥自分のしたい話をして、それで会話が成り立っていると思っている人が意外といる

「マニュアル読んで。」からイメージできると思いますが、あまり「育てる」とか「意思疎通」に重きを置いていない人が多いです。

自分では伝わっていると思っていても、相手には伝わっていないこともよくあります。それでトラブルになることもあります。(定期的に会議の議題にあがりがちです。。。)

 

⑦作業証跡を残すプロになる

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作業の途中、証跡を残します。

必要なテストを正しく行っているか、マニュアル通りの手順か、等を証跡に残します。上席やクライアントに説明しやすいからです。そのためか、マニュアル作りを得意とする人が多いです。

 

⑧間違え探しがうまくなる

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小さな一つの間違えが、全体のエラーにつながります。

システムは複数の物が関連しあって存在していることが多いです。

ミスを見逃してしまったら致命傷にもなり得るので、いっそ「間違えがある前提」で、チェックは2重、3重に行います。おそらく、校正が得意な方が多いのではないでしょうか。

 

⑨自分で調べて進める力がつくようになる

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 新しい知識を取り入れる力がつきます。

IT業界は常に進化し続け、新しい技術が開発されていきます。

「マニュアル読んで。」と言われて育つと、自然と、「自分で読み解いて進める力」が身につきます。そのため、新しい技術に対しても、自分で調べて、理解して飲み込む力がつきます。

 

 はじめは「冷たい」と感じる「マニュアル読んで。」でしたが、業界の性格上、自力で育って進んでいく力が求められているからかもしれないですね。

それでも、もうすこし「育てる」という意識があってほしいかなと正直思います。(もちろん、ちゃんとされている方もいらっしゃるとは思うのですが)他人を変えることはできないので、自分が変わるしかないんですよね。相手からしてみたら、「なんだこいつ使えねーな」なわけですしね。(そういえば、上司から勧められた業界本が難しすぎて私は読み切れなかったことを思い出しました)

 

何事も、過去の経験を糧に今に生かそうとする気概が大切ですね!

過去に意味を見出して、今この瞬間を前を向いて生きていこうと思います。

 

ご拝読ありがとうございました。