うつかて -うつを糧にいきていく-

栄養士による健康のためのストレスセルフケア

減量14kg後の身体の変化について

食事調節だけで減量をはじめて、2年半経ちました。

 

当初より体重は14kg減り、BMIはやせに近い普通。

 

なんだか最近、いろいろな変化を感じるようになりました。

 

・空腹が苦じゃなくなった

・お腹が空きにくくなった

・食べる量が減ってきた

・頭は活動的に動いている

・身体がヒョロくなってきた

・力が入りにくくなった、持久力が落ちた

 

…んんん???

ちょっと危険信号じゃない???

空腹により動物的本能がはたらいて頭が冴えるのはいいけれど、体力落ちたのは長期的には良くない傾向だよね…????

ダイエットから拒食症に移行してしまう気持ちが、少しわかったかもしれません。お腹が空きにくくなることをきっかけに、自然と食事量が減って栄養不足により痩せていってしまうのかもしれません。

 

ということで、この辺り立ち止まるべく最近の様子を振り返ってメモとして残します。

 

 

減量14kg後の身体の変化について

空腹が苦じゃなくなった

空腹状態でも「何かを食べたい」という気持ちがあまり湧かなくなった。

空腹に慣れてしまった状態と言えるのかもしれない。

「19:30以降はなるべく食べないようにする」と決めた自分ルールを守ることも全く苦痛ではない。

 

お腹が空きにくくなった

1年前〜数ヶ月前は、朝食をわりとガッツリたべていたが、最近は朝食の量が減ってきた。「お腹が減っていないから、今は食べなくてもいいかな」「ある程度(腹五分〜腹八分)食べれば十分」という身体の状態になっていった。省エネの身体になったのかもしれない。

おやつは「食べても食べなくてもどっちでもいいや」という感じ。食べたい欲が減った。

 

食べる量が減ってきた

先程のお腹が空きにくくなったということと通ずるが、一日の食事量が減った。そして料理する気力はちょっと落ちた。なんとなく、肉、野菜、果物、穀物全体的に食べていれば全体量少なくてもいいかなという気持ちに。

「多少お腹空いても耐えられるし痩せるしいんじゃない?」ていう考えに傾きがちになった。

 

頭は活動的に動いている

精神的な状態は、例えるならランナーズハイ状態だろうか。空腹、多少の食事ではあっても元気はあるように感じる。苦痛を快楽に変えてしまっているのだろうか。ワクワクしたりアイデアが止まらないときもあった。(単に躁鬱の躁状態だったといったらそれまでだが)躁状態のときと少し違うかなと思ったのは、浪費癖や倫理的に外れるような衝動がなかったところ。割と地に足ついて行動できていたように思う。

でも夜に空腹のせいかへんに興奮しちゃって寝付きが悪くなったのは良くなかったな。

 

身体がヒョロくなってきた

痩せてきたからこれは当たり前のことなんだが、贅肉と一緒に筋肉も落ちちゃったのかなという印象を受ける身体になった。ちょっとヒョロいというか、ガリいというか。

うーん、健康的な魅力がほしいなと。太ってた頃寄りは身体の調子は良くなったけど、必要以上に続けちゃったのかな、自分の思う魅力的な身体から外れてきちゃったかも。ただ食事調整で痩せるだけじゃダメみたい、と実感する。

 

力が入りにくくなった、持久力が落ちた

体力が落ちていることを実感するぐらいなのだから、けっこうな変化があったんだと思う。1日活動したら翌日は筋肉痛だしボーッとしちゃうし、膝は痛くなるし、ペットボトルのフタを開けるのもちょっと大変だよね、なんてことに…。

普通に歩いているのに抜かされていくし(今までは私は抜かしていくくらいのスピードだった)、今日はこのぐらいの用事で切り上げるか、今日は家でいいか、なんて思うことも増えたり。普段の活動量も省エネモード気味。(良くも悪くも。いや悪いのか?)

さらには、鍛えていたときは楽勝でなんの効果もなさそうだと思って箱の奥の方にしまわれていた15kgの握力器が、握れなくなっていた。小指と親指がくっつくかない!!!!プルプルプル。。。。

 

かなりショックを受けた。ので、いったん減量はおやすみとして体力づくりにシフトしていくことに。

頭脳労働はよくても体力がガクンと落ちている!この状態を続けていたら筋肉減ってQOL全体が下降気味になってしまう可能性あり。。

 

適量食べるようにシフトしてみた

時間の制限をゆるめた

「19:30以降は食べるの控える」とかはいったん置いておいて、「21:15以降は食べるの控える」にシフト。(通常24:00就寝なので食べてから約3時間は時間開けて眠れる)

 

とにかく、「必要な量は食べる、バランスが大事だけど、量も大事。」という意識にシフト。夜遅くなっちゃっても、1日に必要な量に足りていないなら21:00までに食べるようにするというふうに。

 

まだ1週間しか経ってないけど

握力はちょっと戻ってきた。15kg握力器もしっかり握れる程度に改善。他にも生活に運動を取り入れるように意識して、筋肉が動いて内部でエネルギーが燃焼している感じというか、力を入れる感覚が戻ってきた。

「よく食べてよく動く」が一番いい。

昔から言われてきたことにやっと気づく自分。。

 

気づいたこと

食べる量を減らして痩せることも減量初期には必要かもしれないが、それは一時的にとどめて、いずれ辞めるタイミングが必要だと思う。

その後は、通常量を食べてながらよく動き、エネルギー燃焼させながら体重維持する方向にシフトしていかないと、パワーが落ちていってしまう。

 

腰痛などの「身体の不調を治す」ことから減量をはじめ、不調が改善された後は「魅力的な人になる」ことが目的になった。でも魅力的になるには痩せることだけが唯一の道ではない。健康的で快活になることが目的なのである。ちょっとここらでシフトチェンジしないとな。

 

運動するのって、小さい頃は苦も無くむしろ楽しかったのだけど、いつからか億劫になっていた。汗かいたあとはシャワー浴びないとだから、夜やろうってなって。夜には日中の疲れでもうやる気がなくてシャワー浴びることだけでも一苦労になっていたり。じゃあ朝やろうと思っても、なかなか起きれなかったり、日中ぼーっとしちゃって支障がでちゃったり。うまく取り込めなくて続かなかった。休日に運動するっていってもそんな元気なかった…。。

もうすこし軽めの運動から始めることを意識するのがいいのかもしれない。もはや運動と言えないくらにの軽い活動から始めるのでもいいかもしれない。日常生活に無理なく組み込めるよう、自分に合ったやり方を探していこうと思う。

 

減量によって体重という目に見える数値が減っていく様子は楽しいけど、それだけじゃなくて全体的に身体の変化はどうなったかを振り返ってみると、自分に適正な体重や食事ってなんだろう?というものが見えてくると思う。定期的に見直してみることで、見えてくるものもある。だんだんと自分の理解が進んで、生活がしやすくなってくる。そうやって理想に近づけていければいいな。

 

 

 

追記:1年半前に予言してた。