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【独学】合格体験談!電気工事士2種~筆記試験対策法~

【電気工事士2種試験筆記・実技ともに独学で合格しました!】

資格取得すると、電気系統の小規模工事ができるようになり、自宅でのリフォームの幅がぐんと広まります。(一般用電気工作物及び自家用電気工作物※最大電力500キロワット未満の需要設備に限る。)具体的には、部屋のスイッチやコンセント周りのリフォーム・交換、照明器具設置などの簡単な電気器具取り付けができるようになります。

(詳しくは電気工作物の範囲と資格 | ECEE 一般財団法人電気技術者試験センターへ)

 

仕事と直接関係がなくても、家庭配電についてや電気のしくみに詳しくなれてちょっとした物知りになれるので、知的好奇心の旺盛な方や、日々の生活に新たな刺激がほしい方におすすめ。

 

電気工事士は国家資格なので、趣味の幅が広がるだけでなく就職活動の資格欄にも書けます~(職場によっては資格手当がつくこともあるよう。)

 

とりあえず筆記試験に合格したので、どう勉強したかまとめます!

 

 

電気工事士2種 筆記試験対策

筆記試験で目指す正答率

筆記試験は、全問2点で計算し、30問以上/50問中(6割以上の正答率)で合格となります。

筆記試験では、図記号問題、配線設計、電気工事、関連法規、電気理論(計算問題含む)、複線図など様々な分野から出題されます。

中でも例年出題数の多い図記号問題(暗記モノ)などは得点源にしやすいので、重点的に覚えておくといいと思います。計算問題はとっつきにくいので、苦手意識のある方は捨て問にすることもあるようです。どの単元が得意か事前にチェックをし、得意な分野は確実に得点できるようにすると安心です。

 

6割を目指す勉強だと出題傾向の変化やちょっとしたミスで不合格になってしまうことがあるので、8割程度を目指す勉強にしておくのがいいのかなと個人的には思います。あと1問足りていれば…!という理由でもう一度受験するのは悲しいですよね…。モチベーション下がって合格を諦めてしまうこともあるので少し余裕を持たせた勉強がいいと思います。(体験談)

 

電気工事士2種 独学おすすめテキスト

すい~っと合格シリーズで合格できました。

解説テキストと過去問題集があります。

電気基礎に関する解説動画も視聴できるので、テキストと並行して進められたのも独学にやさしくて良かったです。

試験会場で前に座った人も、すい~っとシリーズ持参されてました。笑

 

(わたしは物理の勉強が苦手で、「コンデンサとはなんぞや?」「がいしって何?」というレベルからこちらのテキストで勉強をはじめました。電気のセンスがない状態から約1ヶ月間勉強して、筆記試験で9割以上得点(47問正解/50問中)でクリアできました!!

 

・使用したテキスト①

 ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格(2022年版)

・使用したテキスト②

 すい~っと合格赤のハンディ ぜんぶ解くべし!第2種電気工事士 筆記過去問2022 (すぃ~っと合格赤のハンディ)

 

過去問の詰め込みが超超超超大事!

とにかく過去問を解けるようになることが、合格への近道です。

理解を深めながら過去問全体2~3周(苦手な所は4~5周)すれば、7~8割くらいの点数がとれるようになってきます。

慣れるまでは苦しいですが、自分のものにしてしまえば急激な点数アップも望めるので、過去問は絶対にやったほうがいいです。

 

電気工事士2種独学のスケジュール感

筆記試験対策は、1ヶ月半程度を想定しておくといいかも。

個人差はありますが、筆記試験は勉強時間として合計100時間あれば合格できるレベルに到達するのではないかと思います。

つまり、1日2時間勉強なら50日程度。1日5時間以上なら20日程度でクリアできる計算です。

 

独学合格した他の人の体験談を読んでみると、1週間で合格とか、試験前日に過去問2周して合格した等、付け焼刃で合格できたといった内容のものも多く見受けられました。学習テキストで使用していた「すいーっとシリーズ」でも「集中勉強15日間で合格」としたスケジュールが書かれていたので、あり得ない話ではないのかもしれません。(要領が良かったり、若い方、記憶力に自信がある方にはいいのかも?)

 

ですが、いままで電気工学に触れてこなかった方や、休日しか勉強時間が取れない、試験直前になるまでサボりがちという方は、余裕を持たせて1ヶ月~2か月の学習イメージで取り組むといいと思います!(あまり長く設けすぎてもモチベーション下がってくるので適度な範囲で)

 

大事なのは、過去問理解と、途中で折れない気持ち。

電気工事士2種の筆記試験に関しては、ぶっちゃけ「過去問を制するものが試験を制す」、です。体感的には出題された問題のうち、6割が過去問とほぼ同じ、2割が類似問題、2割がちょっと考える問題と言う感じでした。(実施回によって異なるとは思いますが)過去問をやっていれば反射で解ける問題が多いように思います。

テキストの内容を踏まえた上で、過去問をどれだけ自分のものにできるかが重要ポイントです。

 

過去問で解けないところがあったらテキストに戻ったり、ネットで調べてみたりして、「わからない」をひとつずつつぶしましょう。時間をかけていいので、着実に「わかった!」を積み上げていきましょう。理解の過程では、焦ってはいけません。

 

個人的な感想としては過去問2~3周目まで勉強が苦しかったです。

それでも4周目になったらスムーズに解けるようになっていました。繰り返し演習することで知識は定着していきます。

意外とできる!回数こなせばできるようになる!と楽観的に信じて、気持ち明るく取り組んでいくことも大事かもです。

 

どうしても勉強時間が足りなかったり、苦手な分野がある場合は、それらを捨て問とする戦略もアリです。得意分野で確実に得点をとれるよう重点をおき、繰り返し勉強することも効果的です。

 

試験前の3日間~1週間は、試験勉強に集中するために遊びの予定を入れないようにすると良いですね。最後の追い込みが勝負の決め手になったりします。

 

電気工事士2種の勉強して変わったこと

筆記試験に合格するくらいまで勉強したら、電線はなんであんなに線がいっぱいなのか、とか、あれは受電点だから引き留めがいしはこれだ、とか、天井裏ではどんな電線配置がされているんだろう?とか、電柱が地中埋め込みになったら家庭への配電はどう行うんだろう?等、色々な想像をするようになりました。(笑)

 

今まで気に留めてこなかったモノが興味対象に変わり、普段の街並み風景が楽しく、面白く見えてくるように。ついでに家のスイッチや照明のリフォームも簡単な工事であればできるようになるので、生活の楽しみが増えました。

 

ちょっとでも興味のある方は、気軽に始めてみてはいかがでしょうか。

 

ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格(2022年版)

すい~っと合格赤のハンディ ぜんぶ解くべし!第2種電気工事士 筆記過去問2022 (すぃ~っと合格赤のハンディ)

 

 

技能試験については後日UP予定です!

 

utsukate.hatenablog.com