うつかて -うつを糧にいきていく-

栄養士による健康のためのストレスセルフケア

【うつ病体験談#5】【うつ病通院治療】治療費はどのくらい?診察の流れは?

うつ病、双極性障害Ⅱ型の治療費・診察内容を振り返ってみました。

 

受診する医療機関、診察内容によってもお値段変わりますので、

参考程度にご覧下さい。

 

ちなみにわたしは、はじめにうつ病だと診断され、その後向精神薬を飲むうちに躁転し、双極性障害Ⅱ型だと診断を受けました。 

 

 

通院治療について

治療費はどのくらいかかる?

(1回あたりの自己負担額)

・診察料…400円~1600円

・薬代…500円~1200円

・カウンセリング代(保険適用外)…3000円(30分)

・診断書作成料(保険適用外)…2000円(1通)

わたしの通院治療費を書きました。1か月あたり1万超くらいでした。

診察内容や医療機関によって値段が変わってきます。参考程度にご覧ください。

診断書は1か月に1回、主治医に書いてもらって会社に提出していました。 心理療法(カウンセリング)は1か月に1~2回程度行い、認知行動療法について学びました。

 

 

「自立支援医療制度」を利用すると、自己負担額が軽減されます。

継続的に通院する場合は、国が設けている「自立支援医療制度」をぜひ活用なさってください。

 

通院期間・頻度は?

通院頻度は、1週間~2週間ごとでした。

断薬までの間、約2年間通院していました。

症状が不安定なとき、薬が合わないときは早めに通って相談をしていました。

断薬後は、通学先の栄養士養成学校に心理カウンセラーや精神科の先生がいらっしゃったので、授業でしんどくなったときに相談させていただいて、メンタルケアをしていました。

  

診察の流れは?

・主治医による、経過観察、就業についての相談(約5分)

・臨床心理士による、心理療法(約30分)

・血液検査                             など

 

主治医による診察の前に、臨床心理士によるカウンセリングを30分行っていました。

 

主治医の先生とは5分間の中で話すため、なにか話忘れていないか等心配になります。特にうつの時は頭がうまく働かないため、簡潔に伝えづらかったです。

なので、カウンセリングを通して気持ちの整理をしてから、診察にのぞむようにしていました。

 

 血液検査は、向精神薬の血中濃度のチェックのために定期的に行っていました。4か月に1度のペースでした。

検査結果は、報告書としてもらえます。(健康診断のときにもらえるような、白血球数、コレステロール、肝機能などの数値が載っている表です)食生活の振り返りに使用していました。

 

診察でよく聞かれた内容

・メンタル面

 精神状態はどうか

 薬は飲めているか

・生活リズム面

 朝は起きれているか

 日中活動できているか

 睡眠はとれているか

 食事は3食とれているか

 適度に運動はできているか

・対外面

 外出できているか

 電車に乗れるか         など

 

社会復帰できる状態まで回復することを目標として、診察を受けていました。

 主治医の先生が特に注視していた項目は、「朝起きること」、「日中活動すること」です。生活リズムが整っていないと、メンタル不調につながることが理由といえます。

 

症状改善のためにしたこと

当時わたしは薬の副作用のせいか、過眠で10時間ほど眠ることもありましたし、昼夜逆転した生活をしていました。

主治医の先生があれほど日中活動することが大事だと言うのに、実行できずにいました。

 

昼夜逆転していた理由は、主に以下にありました。

①騒音ストレス

 日中は外がうるさくて気が散る。

 ストレスがたまるから、静かな夜起きていたい。

②考え事で眠れない

 夜は考え事で不安になって眠れなくなることが多い。

 それならいっそ活動してしまおう。

③起きる理由がない

 予定がないから起きる理由がない。

 

それらについて、解決策を講じてみました。

 

①騒音ストレス

内窓を設置したら、騒音ストレスが大きく軽減されました。

 

②考え事で眠れない

眠る前に頭の中を整理するようにしました。

 

③起きる理由がない

朝食3品以上食べると頭脳・メンタルに良い効果があると知ったので、実践するようにしました。

 

これら通して思ったことは、

メンタル不調の原因や理由を考えて、解決策を講じることが大事だということです。

 

もし、メンタル不調の理由が思い浮かぶようであれば、それに対する解決策を考えて、実行してみるといいと思いますよ。環境や習慣を変えることで、うまくいくきっかけを得られるかもしれません。