適応障害⇒うつ病⇒双極性障害Ⅱ型を発症した 記事まとめ
そもそも双極性障害Ⅱ型って?
双極性障害Ⅱ型は、以前まで「躁うつ病」とよばれていた病気です。
「躁」というエネルギッシュな時期と、「うつ」という抑うつ症状で何もできない時期が交互に起こります。躁状態のときは、傍から見れば「調子いいね!エネルギッシュだね!」といった様子に見えます。その後、抑うつの症状で気持ちが落ち込んでしまい、動けなくなる時期がきます。
躁うつの波は繰り返すと症状を悪化させてしまう危険性もありますので、注意が必要です。双極性障害の特徴についてまずは理解して、定期的に自分の状態を見直すことが大事だと思います。
⇓双極性障害Ⅱ型の症状の特徴をコミカルに書きました。
かかった治療費は?
ざっとですが1か月あたり1万円はこえるな、という具合でした。けっこうするのでお財布に痛かったです。。でも、通院することで認知行動療法について知れたことと、この世からおさらばしないですんだことがあるので、必要な出費だったと今思います。近くの人を悲しませずにすんだならよかった結果だったのではないかと思います。
⇓治療費と、診察内容について書いています。
医療費負担軽減について
通院が長引く場合、医療費も負担が大きくなりますよね。そんなときにぜひ申請して利用してもらいたい「自立支援医療制度」という国の制度があります。
⇓申請方法について書いています。
服用した薬、副作用について
はじめはうつ病と診断されていましたが、通院から1年後に双極性障害Ⅱ型の診断を受けました。向精神薬は、サインバルタを主に飲んでいました。その他、睡眠薬や不安時に飲む頓服などをもらいました。
⇓実際に飲んで感じた副作用について書いています。
体重変化について
服薬中は、大きな体重変動がありました。体重が減りもしましたし、増えもしました。
⇓当時の食生活を栄養士の目線から振り返ってみました。
断薬・離脱症状について、脳機能に変化があったかの考察
断薬の際は、「離脱症状」と呼ばれる症状がおこることがあります。わたしは胃がムカムカするような悪心が主に現れました。
向精神薬は脳に作用する薬なので、脳機能の変化についてかなり不安に感じていました。なので、断薬後と服薬前の学習力や性格に変化はあったかについてチェックしました。
⇓断薬の注意点や、メンタル・脳機能に変化があったかなどを書いています。
休職中に読んでよかった本10選
自分に無理をさせすぎたためにうつ病になってしまったので、「どうしてそうなってしまったのか現状把握」と「再発防止策」と「今後の希望」を見つけるのに役立った本を厳選してご紹介しています。
双極性障害のご家族をお持ちの方へ
理解していただきたいのは、「双極性障害は、誰しもが発症する可能性のある病気だ」ということです。
心が弱いからなるわけではなく、むしろ、自分一倍、自分にムチを打ち続けた結果、発病してしまった病気だと思ってください。
うつ病を通り越すと、過労死や衝動的に自ら命を絶つ危険がありますので、そのまえに心身症状として現れただけ良く、「不幸中の幸い」なんだと思います。
本人がなにもできずに床に伏せている様子を見たり、ネガティブな発言を聞き続けることはかなりお辛いと思いますが、回復のために必要な過程だと理解し、抑うつ状態を認めてあげてください。
そして、本人の自己治癒力を信じて、必要以上にかまわないで、自由にさせてあげましょう。
サポートすることは、とてもいいことだと思いますが、あなたが背負いすぎないように注意しましょう。
先ほども述べた通り、自分にムチを打ちすぎてしまうと、今度はあなたが発病してしまうことにもなりかねません。ほどほどの距離を保つようにしてくださいね。
地域の保健福祉センターなどでは、精神病を患う方のご家族向けの説明会などもあります。地域の窓口に相談して、あなたの精神面をケアすることも時にはいいことかもしれません。