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【防音・断熱】DIYで二重窓インプラス設置!効果を検証してみた

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家で過ごしている時、こんなことありませんか?

資格勉強をしたくても、外の騒音が気になって集中できない…

車やバイクの音が気になってしまう…

冬は窓からの冷気で底冷えする…

 

そこで、それらの問題を解消するべく二重窓(内窓)をDIYで設置したので、防音効果、断熱効果に注目してレビューしたいと思います。

 

  

二重窓(内窓)で防音計画!

設置した内窓について

コストを抑えて防音を重視したかったので、LIXILのインプラスを設置しました。

二重窓はプラスチックダンボールを使用すれば数千円から設置できますが、防音の効果は期待できません。防音にはガラスの「重さ(密度)」が必要になります。

ちなみにAmazonで注文をして、5mm厚さのガラスで3万円ほどでした。自分の家の窓の大きさにオーダーメイドできます。

 

 

内窓の性能について 

断熱、遮熱、防音、結露軽減、紫外線カット!

内窓のいいところは、大きくこのあたりにあると思います。

防音効果はもちろん、断熱・遮熱効果もありますので、寒さ・暑さ対策もできます!結露がしにくくなるというところもとても魅力的でした。毎日の騒音ストレスから解放されるのであれば投資として試してみる価値ありと思いました!

   

設置前後で比べてみた

防音効果

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無音にはできませんが、感覚としては、騒音70%減の感覚です!

集中しているときに音が聞こえてくると集中が途切れてしまったり、のんびりしたい時に落ち着かなかったりで外の音が煩わしかったのですが、今までは常に聞こえてきた音がたまに聞こえる程度まで減少したので、大満足です!!!(誰かが大声で叫べば聞こえますので完全シャットアウトではないです)

 

上の画像のdB(デシベル)の波からもわかるように、今までは40db程の音が一定間隔で聞こえていましたが、二重窓にすることで抑えられています。

耳に入ってくる音が減って集中しやすくより快適な空間になったように感じます。

 

断熱、遮熱効果 

実際、夏の日に窓付近の温度を計測してみたところ、2℃の差あることがわかりました。

夏にエアコンで温度を1度下げるためには、「電気代が10%増える」といわれていますので、2℃の差は大きいと思います。(※二重窓は5cm厚さの単板ガラスで計測)

 

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ちなみに肌寒くなってきた秋にも計測してみました。同じく2℃差がでました。

 

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「夏すずしく冬あたたかく」が実現できます。

1年を通して毎日の生活空間が快適になり、さらに電気代も節約できるため、長期的に考えれば十分元がとれます!

  

二重窓(内窓)のお値段

  

内窓設置って、「工事業者に設置してもらって、10万円ぐらいトータルでかかるのかな」と思って躊躇していたのですが、自分で取り付けられる内窓であれば、2万円~手に入ります!(窓ガラスの大きさや、ガラスの種類により変動あり)

 

ガラスの種類による違い

内窓は、いろいろな商品展開がされています。

<主な特徴>

・ガラスの素材(防犯ガラスなどの特殊加工がされてるか

・ガラスの厚さ(3mm、4mm、5mmいろいろあります) 

・単板、複層(窓ガラスが層になっているかどうか)

 

それぞれの特徴によって、紫外線カット率、結露のしにくさ、防音効果、値段が変わってきます。ガラスが特殊加工されていて、厚くて、複層であるほど効果があがります。

私は防音メインで予算おさえめにしたかったので、単板5 mm 厚さのガラス(※)にしました 。

 

 (※細かい話ですがガラスの種類によって、遮音するのに得意な音の高さがあるようです。例えば、低音には単板5mmの方が、高音には複層の方が防音効果が高いようです。また、複層はまれに「共鳴」を起こし、外の音をより大きく拾ってしまう現象が起こるとのことなので、気になる方はガラス屋さんに相談したほうがいいと思います。

 

二重窓(内窓)販売メーカーについて

内窓は色々なメーカーが販売しています。

「防音性能はかなり良いが高価」VS「防音性能はそこそこでも安価でお試ししやすい」

「業者が設置する」VS「自分で設置する」

メーカーによってさまざまな特徴があります。

ご自分のニーズにあった商品、設置方法を選びましょう。

 

二重窓(内窓)設置のための準備と手順

窓枠を5か所計測する

窓枠計測に使ったのメジャー

金属メジャーで測りました

内窓を設置するための大きさを測ります。(mm単位ではかりましょう)

高さ、横、斜め対角線×2、奥行きの計5か所計ります。100均の金属メジャーもしくは、レーザー測定器があると便利です。(斜め対角線は、歪み確認のために測っておくみたいです。なつかしの三平方の定理ですね…)

 

注意点

内窓を設置するためには、設置個所に平面な奥行きが7cm以上あることが条件です。窓ガラスをスライドさせるためのレールの幅として、重たいガラスを支えるために必要になってきます。

もし奥行きが足りない場合には「ふかし枠」という枠延長部品をオプションで購入すれば対応可能になるようです。

 

オーダーメイド注文する

今回はAmazonで窓枠に合わせた商品を購入しましたので、購入後に、出品者の方へ「注文番号」、「窓枠の高さと横幅」を伝えました。

通常2週間~3週間後に届く予定になるようですが、もし希望受取日があったらそれも伝えるとスムーズですね。

 

商品を受け取る

窓ガラスは10kgを超えて重たいですし、大きさもかさばりますので、搬入について心配な点があれば事前に相談しておくのがいいでしょう。

 

いろいろと不安で業者に頼みたい場合

採寸や取り付けに不安がある方は、業者に頼むこともできます。1か所あたり最短で1時間ほどの工事で取り付け完了することが多いようです。

 

二重窓(内窓)設置について。初心者でもDIY挑戦してみた!

作業について

内窓設置は上枠がたいへん

手作業だったので上枠設置が大変でした


3時間くらいでやっとこさ作業を終えました。

私の場合は、持っている電動ドライバー(電池式)は力不足で、途中までしかネジが進んでくれず、最終的には手でしめてました。おかげで、握力がかなりきたえられました。手と指の筋肉痛です。。。。電動ドリルや電動ドライバーがあると、1時間くらいで終えられると思います。用意することをお勧めします。

 

大きさもそれなりにありますし、手を滑らせて落とすと割れてしまう危険があるので、2人がかりで行うといいでしょう。 作業自体は難しくありせん。作業手順が添付説明書に記載されているので、順番通りに作業すれば設置できます。 窓枠をネジでとめて、窓ガラスをはめこむだけです。  

 

窓ガラスの滑りは「スーッ」と滑らかで、がたつきもなく鍵もしっかりできました!

 

まとめ

毎日過ごす場所は快適な方がいいです。今回の件で、空間づくりはQOL向上になると感じました!しかも節約にもなるとはお財布にもやさしく恐れ入りました。

二重窓(内窓)、オススメです。

自治体により二重窓設置によるエコポイント還元キャンペーンを行っているところもありますので、併せてチェックされてみてくださいね。 

 

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(ご参考)音過敏な私がいままで対策したこと

①プラダン内窓

プラダンとは、プラスチックダンボールの略です。数千円で内窓設置ができてしまいます。ですが防音の効果は全くといって感じられませんでした。結露防止・断熱が目的なら効果があるのでしょう。

 

②隙間テープ

音は窓の隙間から入ってくると聞いたので貼りましたが、ほぼ効果なしです。

 

③ノイズキャンセリングイヤホン

ノイズキャンセリング機能のイヤホン(2万円ほど)を使用していました。ノイズキャンセリングは、圧倒的に音を遮断してくれ、かなり効果を感じました。外からの騒音が、気にならない程度にまで減少します。

ただ、ずっとイヤホンをつけているとあまり耳が蒸れてよくないようなので、休憩時間をとるようにしたりしてました。

 

 

 <イヤホンの話>

utsukate.hatenablog.com