うつかて -うつを糧にいきていく-

栄養士による健康のためのストレスセルフケア

【洗脳】あなたをコントロールしようとする人の特徴と対策

 

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人付き合いの中で、「なんかこの人と一緒にいると疲れる…」ということありませんか?

 

今回は、あなたをコントロールしようと企む人について書いてきます。関係が継続するとあなたのメンタルがダメージ負ってしまうので、特徴を知って対策をしていきましょう!

 

こんな人に読んでほしい!

・純粋な人

・母(父)性本能が強い人

・感受性の強い人

・刺激を追い求める性格の人

・自分に自信がない人

 

コントロールしようとする人の特徴

言葉で説明せずに態度で示す

 

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・・・はー。(溜息)

バンッ(イライラしながら物にあたる)

 

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・・・。(機嫌悪いなぁ)

  

怒鳴ったり、物に当たったり、無視したりして言葉で説明せずに態度だけでしめす人には注意しましょう。

 

感情的な行動をとることは、精神的にちょっと未熟である証拠です。このような場面で機嫌を伺うような行動をすると「不機嫌な態度をとれば言うことを聞いてくれるかも」と期待させてしまい、次第に大きな行動になっていってしまうことがあります。

自分の機嫌くらい自分自身でコントロールしてもらわないとね!相手の問題なので、あなたから積極的に関わらなくてもいいと思います。

 

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特別な人演出をする

 

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じつは、こないだ有名な〇×雑誌からオファーを受けちゃった~。断ったんだけどね~。

 
「能力がある人」、「特別な人」をアピールする人には注意しましょう。(逆に、あなたのことを「あなたは他の人とは違って見る目のある人だ」と特別扱いすることもあります。)
 
純粋で感受性が強い方は「すごい!」という印象を人一倍強く持つ傾向があります。信じ込んでしまうと客観的に物事を見ることができなくなってしまうので、早合点しないよう気を付けましょう。
 
よくよく話を聞いてみると「モニター100人に聞きました!」という企画のランダムサンプリングの1人だった、なんてことがあります。話を掘り下げて聞いたときに口ごもったりはぐらかそうとする場合は訳アリかもしれません。
 
瞬間的にわかる表面部分(外見・経歴等)だけ見て判断するのではなく、長期的な視点で内面部分(人間としての本質)を見る目を養いましょう。

 

もちろん外見・経歴・人格共にすばらしい人もいますが、コントロールしようとする人には、例えば人を軽く見るような発言・態度があったり、言葉と行動が合わなく口先だけのような印象を受けることがあります。どこか「違和感」を感じるはずです。人間として内面がどうか見極める力をつけるようにしましょう。

 

「Yes」以外認めない

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あなたって、冷たい人だったんだね。失望した。

 

意見を聞き入れない態度を見せたら、イエローカードです。

 

相手の要求を断ったり、意見を伝えたときの反応を見ましょう。

・態度が急変し、攻撃的になる

・言いくるめようとする

など、反発してくるようなら注意です。

 

丁寧に意見を伝えても納得しないことがあります。また相手の要求を断った際には、被害者を装ってあなたがいかにひどい人間か等を言いふらして回ることがあります。あなたが頷くまで離してくれないこともあります。精神的動揺を利用した説得・誘導には気を付けましょう。

 

相手の要求に従うことはその場しのぎにはなりますが、自己犠牲的な愛は長期的にはいい結果になりません。「I’m NOT OK. You're OK」ではなく「I'm OK. You are OK.」の精神でいきましょう。負担が大きすぎる場合は我慢したり頑張りすぎないようにしてください。手に負えなくなる前にあなたの味方になってくれそうな第三者の力を借りましょう。もしくは、相手と距離をとるのも一つの手です。

  

考える時間を与えず、急かす

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ほら、はやく!今すぐしないと間に合わない!

なにか不都合なことを隠している場合があります。

 

洋服屋で「ラスト一点なんです~」という言葉を聞いたことはありませんか?「期間限定」「数量限定」「今だけキャンペーン中」という言葉も人間の心理をうまく利用している例ですね。普段なら断る内容のものでも、「今しか手に入らない」と焦った気持ちで決めようとするとOKを出してしまうことがあります。

本当にほしいと思えるモノなら迷わずOKを出していいのですが、迷ったときに決断を迫られたり急かされたりしたら、ちょっと距離をおいて冷静になることも大事かもしれません。

全てのチャンスを得ようと欲張るのではなく、ある程度の可能性を諦めることも時には必要です。相手のペースの中で勝負するのではなく、自分のペースを大事にするのがいいでしょう。

 

周囲の味方を減らしていく

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こないだあなたの悪口聞いちゃって…。△×さんが言ってたんだけど…。

 

人間不信になるような悪い噂話を流してくる人には注意しましょう。

 

人間関係を壊すことが目的で、「あの人が君のこと悪く言っていたよ」というような言葉を投げかけてきます。人間不信になるようなショックを与えたうえで「あの人たちとは違って、私だけはあなたのことを理解しているよ」と、洗脳してきますので注意してください。 味方を減らし孤立させることで、助けを求める声を届きにくくさせます。徐々に自分だけを頼るようにしむけてきます。

 

このケースの厄介なところは、うわさ話が本当なのか確かめようがないところです。本当は自分から悪口を言い始めた話であり、相手が「そんなところもあるかもね~」とお愛想で言っただけなのにあたかもその人から悪口を言い始めたかのように誇張したりもできてしまいます。そもそも気分を害する情報はわざわざ伝えないのが普通です。悪い噂が流れてきても鵜呑みにしないことです。

 

その他、仕事を辞めさせて経済的に不安定にしたり、引っ越しをうながして友人や味方になる人々から物理的に離れるよう要求することがあります。誰かに助けを求めたいのに、周りに頼れる人がいないために助けを求められず相手に依存するしかない状況をつくりだしてしまいます。

 

人間不信+社会から孤立した状態で洗脳されてしまうと、ストッパーが存在しないので、抜け出せなくなってしまいます。一度洗脳されて思考がマヒ状態になると、相手の意見が正しいと思うようになり、自分の気持ちに自信が持てなくなったり、相手に支配(管理)されていてる状況が心地よいと思うようになるかもしれません。ですが、「自分の人生は自分の裁量で責任をもって生きる」勇気をもった選択をしてほしいと私は思います。

 

ネガティブな批評をしてくる

 

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そんなんじゃダメだよ!

あーあー、違う違う!

 

もっともらしい顔をしてあなたを批評してくる人には注意しましょう。

 

あなたのいいところを認めてくれる言葉ならまだしも、たいていはネガティブな評価であなたの不安を煽ります。

 

自分のほうが優れているというような態度であなたの足を引っ張ろうとする人には注意しましょう。評価を真に受けて自分に自信をなくしてしまうと、相手基準の行動になってしまいがちになります。顔色をうかがって行動するのが習慣化すると、「相手が怒るからやめておこう」「私じゃ無理だよな…」などと消極的で受動的な行動になります。次第に自分の心の声が聞こえづらくなり、「自分はなにをしたいのかわからない」「こんな自分でもあの人は向き合ってくれている」「相手が喜ぶ・望むことをしよう」という、芯のない人間になっていってしまいます。メンタルは不安定になっていくでしょう。

 

同じ方向を向いてくれる人を大切にしましょう。支配的な態度ではなく、今の状態を理解したうえで一緒に頑張ろうとしてくれる姿勢の方がうれしいですよね。

 

対策法は?

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①自分の気持ちを大切にするように心がける

②相手に迎合しない

③他の居場所を探す

④離れる

 

 

まず、「親切にしてあげたんだから○○してよ」というような見返りをもとめてくるような人には、近づかない方がいいでしょう。はじめから見返りを期待した親切なわけですから、「あなたを利用したいがための親切」であり下心が動機なんです。

 

難しいところですが、下心であったとしても心に穴が開いたときには「必要とされたこと」にうれしく感じたり、一時的なやさしさに心を救われたような安堵感を覚えることもあるでしょう。感謝の気持ちを返したくなる気持ちもわかります。でも、「感謝しろ」と強要してきたり、自分を犠牲にしてまで返そうとするのはちょっと違うのではないかなと思います。

 

はじめは気づくことが難しいかもしれません。ですが、「あの人といると、なんだか疲れるような気がする」「なんかモヤっとする」というような感覚が少し残るはずです。気づいた時点からでいいので、その人からだんだんと距離をとっていきましょう。

母(父)性本能が強い方は、「私がついてあげないとダメなの」とか「いつかきっとわかってくれるはず」などと相手を信じたりすることもありますが、残念ですが基本的には期待しないほうがいいでしょう。

 

居場所は、一つだけではありません。「相手が不機嫌になっても、私は相手には従わない」という意思表示をしていきましょう。

たとえそのことで相手が離れて行っても、大丈夫です。むしろ、エスカレートして、より有害なことを要求される前に離れられてよかった、と思いましょう。

感情を揺さぶり、混乱させてくる人は、「支配できる相手」を探しているわけですから、自立している人は望んでいないのです。ターゲットにされて取返しのつかなくなるまえに、縁を切ったほうがいいとわたしは思います。

 

そして、あたらしいコミュニティを探しに行きましょう。「わたしにはこの場所しか居場所がない」と思ったら、自ら依存を強めてしまいます。あなたのメンタル状態は悪化していくかもしれません。「あの場所がなくなっても私には居場所がある」という状態をつくることが大切です。

 

あたらしいコミュニティを探す中、相手はあなたの行動を妨害してくるかもしれません。また皮肉にも相手から離れていく行動自体が、心細さを感じさせるかもしれません。長い期間相手に合わせて生きてくると、そんな心境になるはずです。しかし、足を止めてはいけません。相手に合わせて機嫌を取ったり、従うことであなたの人生が良くなるわけではないからです。あなたらしく生きていけるように踏み出していきましょう。(もし相手からの妨害がひどい状況になりそうであれば、ご家族、友人、相談機関、警察に相談しましょう。)

 

もし、なかなかあたらしいコミュニティが見つからなく、自分の存在価値について不安になっても焦らないでください。アドラー心理学の受け売りですが、大きな集団で見れば、わたしたちは地域や国、世界という集団に属しています。わたしたちは、地球生命体という集合のひとつです。あなたが生きて食事をしていることで、生産者に貢献ができています。雇用の助けとなっています。あなたが生きているということだけで、他の人を支えています。あなたは生きている価値があります。それに「誰かの役に立ちたい」と思えるあなたは素晴らしく、やさしい心の持ち主です。

  

これからの未来はあなたの責任で、あなたらしく生きていくという覚悟をきめてみましょう。

すこしずつでいいので、自分のこころの声を聞いてみましょう。

あなたの将来はよくなるはずです。

 

 

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