うつかて -うつを糧にいきていく-

栄養士による健康のためのストレスセルフケア

もしかして亜鉛不足かも?抑うつのような症状がでることも

ネガティブなことばかり考えてしまうとき、苦しいですよね。

そんなときに、注目してほしい栄養素があります。

それは、「亜鉛」です!

 

「疲れやすいな…」

「食事も最近美味しいと思わないな…」

と自覚症状がでたら、もしかしたら亜鉛不足による症状かもしれません

 

亜鉛のはたらき

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 亜鉛は、「セックス・ミネラル」ともいわれ、生殖機能を維持したり、女性ホルモンの働きを高めたり、免疫力を維持してくれるはたらきがあります。たんぱく質合成や細胞の新陳代謝にかかわる酵素の必須成分です。亜鉛は、体のすべての細胞に存在しており、大事な役割を担っている栄養素です。精力的・活動的な行動をする際に必要不可欠といえます。

 

亜鉛不足の症状

「亜鉛不足で抑うつのような症状がでてしまう」ことがあるようです。亜鉛不足になると、新陳代謝がうまくいかないことにより、様々な影響がでてしまいます。味を感じにくくなったり、抜け毛が増えたり、風邪をひきやすくなったりします。有名な「味を感じなくなる」ことは、舌にある味蕾の数が亜鉛不足により減ってしまうことが原因といわれています。  

亜鉛が多く含まれている食材

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・カキ

・豚レバー

・牛肉(特に赤身肉)

・かに

・うなぎ

・納豆

などがあります!

(一食当たりの含有量多い順に表記してます)

 

注意点:食べ合わせに注意!

雑穀や豆類に多く含まれるフィチン酸や、スナック菓子など加工食品の添加物は吸収を阻害してしまうといわれています。また、アルコールを過剰に飲むと体の外へ排泄されやすくなります。食べ合わせには注意が必要です。

 

注意点:菜食主義の方は注意

亜鉛は、比較的動物性食品に多く含まれているので、菜食主義の方は不足してしまうことがあります。また、野菜ばかりを食べるダイエットをされている方も注意をしましょう。実は亜鉛不足だった、なんてこともあるかもしれません。納豆を食べるなどして、亜鉛を補給しましょう。

 

食事への取り入れ方

冬の時期なら、カキフライ定食・お弁当がオススメです!

生のカキにはノロウイルスが含まれているので、できれば加熱したものがいいですね。

そのほかにも、レバニラ定食や、自分へのご褒美として焼き肉なんていうのもいいですね!

手軽にサプリメントで摂取することも考えるかもしれませんが、過剰摂取につながる恐れがあるので、食べ物から取り入れていただきたいところです。

 

まずは、亜鉛をとってみませんか?

 

すてきな毎日を過ごすため、できそうなところから始めてみましょう!

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