雨の日、頭痛がしたり、体がだるい…など、お困りではありませんか?
私は、なぜか雨の日に気持ちが沈んでしまうことがあります。
(雨の音は落ち着くので好きなんですけどね。)
雨の日になぜ不調になるのか、原因と対策をご紹介します。仕組みを理解することで、体調をコントロールしていきましょう!
目次
雨の日 体調不良になる原因
雨の日体調不良になる原因としては、以下のようなものがあります。
・低気圧による自律神経の乱れ
・太陽光が少ない
・気温が上がらない
・湿度が高い
低気圧による自律神経の乱れ
雨が降るときは気圧が下がり、耳の内部にある「内耳(ないじ)」センサーに刺激を与えます。それにより交感神経が刺激され、頭痛やめまいなど体調不良の原因になるといわれています。
太陽光が少ない
太陽の光にあたることで脳内に幸せホルモンと呼ばれる神経伝達物質「セロトニン」が分泌するといわれています。しかし、雨で雲が覆っていると、太陽光が届きにくくなってしまいます。晴れの日と比べれると、明るさとして1/10以下というデータもあります。そのため、いつもより多めの時間、窓の近くなどの光の入る場所にいるとよいでしょう。
気温が上がらない
身体を冷やしてしまうと、免疫力低下につながり、体調を崩す原因にもなりますので、身体をひやさないような服装を心がけましょう。
湿度が高い
人間にとって適した湿度は40~70%とされていますが、雨の日はそれらを超えてしまいます。湿度が高くなると、発汗がうまく行われなくなり、体に余計な水分や老廃物をため込んでしまいます。その結果、むくみ・だるさ・頭痛などの不調がでてしまいます。
対策
血流を良くし、発汗を促す
血流をよくするために、発汗を促しましょう。 体内の余計な水分と一緒に老廃物も外にだしてしましょう。
血行をよくするために、以下3つのポイントをご紹介いたします。
①入浴
血行をよくしたいので、シャワーだけでなく、足湯~全身浴でじんわり汗をかくまで入浴するのが望ましいです。特にデスクワークのかた、立ち仕事の方は下半身に水分がたまりやすいので、マッサージをしながら入るとより効果的です。
また、その際に炭酸入浴剤を入れると、より効果が得られます。炭酸によりでる二酸化炭素が肌を刺激し、血管が拡張するため、発汗しやすくなります。
②体操
気持ちいいと思える範囲で無理のない程度に行いましょう。血流をよくすることで、身体のコリも解消されるので、全身運動がオススメです。肩甲骨を回すだけでも効果を感じられると思いますので、試してみてくださいね。汗をかいたあとは体をひやさないよう、タオルでしっかりふきましょう。
③食べ物
カリウムを多く含む食品を選びましょう。カリウムは体の水分を排出してくれる作用がありますので、積極的に摂取したいです。塩分も排出してくれるので、高血圧の方にもおすすめの栄養素です。
カリウムが多く含まれている食材は、野菜、果物、イモ類です。
(番外編)うつ気分対策に トリプトファン
トリプトファンは、必須アミノ酸の一つであり、代謝するとセロトニンやメラトニンに変化します。
現在、セロトニン再とり込み阻害薬がうつに効果的であるということから、食事によりセロトニンの原料であるトリプトファンを摂取することも有効なのではないかといわれてきています。( 炭水化物の多い砂糖菓子やごはんを食べてもセロトニン濃度は上昇しますがので、うつ病の方はよく召し上がる方が多いそうです。)
トリプトファンを多く含む代表的な食材は、以下です。
・牛乳
・バナナ
・チーズ
・きな粉
私は、調子がでないときのおやつはバナナ+牛乳にしています。(そして夕飯は、ニンニクをいれた料理にして、スタミナをつけます)
バナナはトリプトファンに加え、カリウムも豊富なので、おすすめです!
ルーティン化するうちに、「バナナ食べたからもう大丈夫」と思えるようになりました。もしかしたらルーティン化も重要な意味があるかもしれません。
ご自身にとってぴったりなコントロール方法をみつけてみてくださいね。